本記事には楽天アフィリエイト・Amazonアソシエイト等の広告リンクが含まれます。掲載する製品は、メーカー公表仕様・国内の実測比較記事・購入者レビューを編集部が横断調査し、価格や弱点も含めて率直に整理したものです。掲載内容は参考情報であり、特定の効能を確約するものではありません。
Work Gear Lab — Flagship Buyer’s Guide
- HP10 Hot+Cool — ¥49,800 — 空気清浄+暖房+涼風の1台三役。季節家電をまとめたい人の総合ベスト
- TP10 Cool — ¥42,801 — 涼風+空気清浄に絞ったスリム機。最も静かで、暖房が不要な人の標準解
- PC2 De-NOx — ¥79,000 — 二酸化窒素まで狙う上位機。ガスコンロ・幹線道路沿いで空気質にこだわる人へ
ダイソンの「空気清浄機能付きファン」は、扇風機なのか空気清浄機なのか分かりにくい——そう感じたことはないでしょうか。羽根のないあの円柱は、実のところ空気を清浄しながら風を送る1台二役の家電で、モデルによっては暖房まで兼ねます。在宅ワークで一年中デスクの脇に置くなら、これ以上に相性のよいジャンルは多くありません。
ただし選び方でつまずきます。かつての定番 Pure Cool(TP07)はすでに終売し、現行は Purifier Cool(TP10)・Purifier Hot+Cool(HP10)・上位の Purifier Cool PC2 De-NOx の3階層に整理されました。涼風だけでいいのか、暖房も欲しいのか、空気質にどこまでこだわるのか。この記事では現行3モデルを、公表スペックと国内レビューを突き合わせて予算別に選び分けます。

国内レビュー・実測比較記事
公式店の対象レビュー件数
現行モデル階層を横断
PM0.1級微粒子の除去(公表値)
ECharts比較チャート
この1台で変わること
- 家電が1台に集約。扇風機・空気清浄機・(HP10なら)ヒーターを別々に置く必要がなくなる
- 掃除の手間が激減。羽根がないので拭くだけ。フィルターは使用状況により約1年〜数年ごとの交換
- 花粉・PM2.5・ニオイ対策。H13相当HEPA+活性炭で微粒子とガス・ニオイの両方に対応
01
HP10 Hot+Cool
¥49,800
- 空気清浄+暖房+涼風
- ★4.7(108件・公式店)
- 通年で使える1台三役
一年中デスク脇に置く人の本命
02
TP10 Cool
¥42,801
- 涼風+空気清浄(暖房なし)
- 3機で最もスリム・静か
- 終売TP07の実質後継
暖房が要らない人の標準解
03
PC2 De-NOx
¥79,000
- 二酸化窒素を強力吸着
- ホルムアルデヒド分解触媒
- 空気質にこだわる上位機
ガス調理・道路沿いの人へ
01
3階層の違いは「暖房」と「ガス対策」だけ
空気清浄と涼風の基本性能は3モデルでほぼ共通。分かれるのは、暖房を持つか、そして二酸化窒素まで狙うかの2点です。
まず押さえるべきは、3モデルとも空気清浄と涼風の土台は共通だということです。いずれもH13相当のグラスHEPAフィルターを備え、0.3μmの微粒子を99.97%、PM0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去します。活性炭フィルターがガスやニオイを吸着し、Air Multiplierテクノロジーと350°首振りで部屋全体に風を届ける——ここは価格差に関係なく同じです。
では何が違うのか。1つ目は暖房の有無です。HP10(Hot+Cool)だけがヒーターを内蔵し、冬は暖房ファンとして使えます。TP10とPC2は涼風+空気清浄のみ。2つ目は二酸化窒素(NO2)への対応で、上位のPC2はK-Carbon(炭酸カリウム含浸)フィルターを積み、ガスコンロや交通由来のNO2を従来比1.5倍吸着します。加えてホルムアルデヒド分解触媒フィルターを備え、こちらは交換不要です。
つまり選択は「暖房が要るか(→HP10)」「NO2まで気にするか(→PC2)」「どちらも不要でスリム・静音・安価がいいか(→TP10)」という3分岐に集約できます。次章から各モデルを具体的に見ていきます。
空気清浄と涼風は横並び。価格差が買っているのは「暖房」と「ガス対策」です。
02
通年で使う本命HP10 Hot+Cool Gen1
空気清浄・暖房・涼風を1台でこなす季節横断モデル。家電を増やしたくない在宅ワーカーの総合ベスト。
Dyson Purifier Hot+Cool Gen1 空気清浄ファンヒーター
空気清浄+暖房+涼風の1台三役。羽根なしで掃除が楽な、通年で使える季節横断デバイス。
- 機能
- 空気清浄・暖房・涼風(Hot+Cool)
- 清浄性能
- H13相当HEPA+活性炭。0.3μm 99.97%/PM0.1級 99.95%除去
- 暖房
- 最大1400W。350°首振りで部屋を暖める
- サイズ / 重量
- 約24.8×24.8×76cm・約5.29kg
- その他
- ナイトモード(減光・静音)・液晶リモコン・MyDysonアプリ対応
ダイソン公式楽天店(2026年7月時点)
HP10の価値は、シンプルに「1台で家電3つ分」です。夏は涼風+空気清浄、花粉の季節は空気清浄、冬は暖房+空気清浄。扇風機・空気清浄機・ヒーターを別々に置いて、季節ごとに出し入れする——その手間と収納スペースがまるごと消えます。在宅ワークでデスクの脇に一年中据え置くなら、この通年性がいちばん効いてきます。
羽根がない構造も実用的な利点です。羽根の隙間にホコリが溜まらないため、掃除は本体を拭くだけ。小さな子どもがいても指を巻き込む心配がありません。就寝時の静かさも評価が高く、ナイトモードにすればディスプレイが減光し、運転音も気にならないレベルに落ちます。
1台で空気清浄・暖房・冷房をこなす。羽根がないから掃除が本当に楽で、夜つけたまま寝ても全然気にならない。

弱点もはっきりしています。最大のものは暖房使用時の消費電力で、最大1400Wはセラミックファンヒーター相当。冬に暖房として長時間使えば電気代はそれなりにかかります(後述のチャート参照)。また高さ76cmと存在感があり、設置場所は選びます。風量最大時の運転音や、暖房の到達範囲については「物足りない」という声も一定数あります。
改善してほしい点として、風量最大時の音、暖房の広がり方、フィルター交換コストが挙げられる。
The Pros
- 空気清浄・暖房・涼風の1台三役で通年使える。家電が集約できる
- 羽根なしで掃除が簡単、子どもがいても安心
- ナイトモードで就寝時も静か
- H13相当HEPAでPM0.1級を99.95%除去。花粉・PM2.5に対応
- 公式店レビュー108件★4.7と実績が厚い
The Cons
- 暖房使用時は最大1400Wと電気代がかさむ
- 高さ76cmで設置場所を選ぶ
- 風量最大時の運転音・暖房の到達範囲に物足りなさの声
- フィルター交換コストがかかる
- 強い冷房ではない(エアコンの代わりにはならない)
★通年で使える1台三役|PM0.1級99.95%除去|羽根なしで掃除簡単
価格はセール時期や販売店で変動します。購入直前に各店の最新価格をご確認ください。
03
暖房が不要ならTP10 Cool Gen1
涼風+空気清浄に絞ったスリム機。3モデルで最も細身・静か・安価で、終売TP07の実質後継。
Dyson Purifier Cool Gen1 空気清浄ファン
涼風+空気清浄に特化。細身・静音・手頃な価格で、暖房が不要な人に向く標準モデル。
- 機能
- 空気清浄・涼風(暖房なし)
- 清浄性能
- H13相当HEPA+活性炭。0.3μm 99.97%/PM0.1級 99.95%除去
- 適用床面積
- 11畳(30分) / 33畳(60分)
- サイズ / 重量
- 約22×22×105cm・約4.7kg(3機で最もスリム)
- 運転音 / 消費電力
- 涼風時 約23dBと静か/定格 2W〜50W
ダイソン公式楽天店(2026年7月時点)
TP10は、かつての定番 Pure Cool(TP07)の系譜を継ぐ涼風+空気清浄の標準機です。暖房を持たないぶん、HP10より約7,000円安く、本体も細身。高さ105cmのスリムな円柱で、デスクの脇や部屋の隅にすっきり収まります。重量も4.7kgと軽く、部屋間の移動もしやすい構成です。
特筆すべきは静かさです。涼風時の運転音は約23dBと、HP10(約28dB)よりさらに静か。図書館の館内が約40dBと言われることを踏まえると、就寝時や集中作業中でも音が気になりにくいレベルです。空気清浄性能はHP10とまったく同じH13相当HEPAで、適用床面積も11畳(30分)/33畳(60分)を確保しています。
弱点は、当然ながら暖房がないこと。冬の寒さ対策は別途エアコンやヒーターが必要です。逆に言えば「暖房は別に持っている」「夏の涼風と一年中の空気清浄だけあればいい」という人には、余計な機能に払わずに済む合理的な1台です。エアコン代わりの強い冷房ではない点は、HP10と同様に理解しておく必要があります。
The Pros
- 涼風時 約23dBと3機で最も静か。就寝・集中作業向き
- 高さ105cmのスリム設計で置き場所を選ばない・軽い
- 空気清浄性能はHP10と同等(H13相当HEPA)
- 暖房を省いたぶん手頃な価格
The Cons
- 暖房がない。冬は別の暖房器具が必要
- 二酸化窒素の強化対策はない(それはPC2の領分)
- 強い冷房ではなく、エアコンの代わりにはならない
- フィルター交換コストはかかる
★約23dBの静音|HP10と同等の清浄力|スリム設計
04
空気質にこだわる上位機PC2 De-NOx
二酸化窒素の吸着を強化したK-Carbonフィルター搭載。ガス調理・幹線道路沿いで空気質を突き詰める人へ。
Dyson Purifier Cool PC2 De-NOx 空気清浄ファン
二酸化窒素を従来比1.5倍吸着するK-Carbonフィルター搭載。空気質を突き詰める上位モデル。
- 機能
- 空気清浄・涼風(暖房なし)
- 清浄性能
- HEPA+K-Carbon。0.3μm 99.97%除去に加え二酸化窒素NO2を強力吸着
- NO2対策
- K-Carbon(炭酸カリウム含浸)で従来活性炭比1.5倍のNO2吸着
- ホルムアルデヒド
- 分解触媒フィルターで分解・除去(触媒は交換不要)
- その他
- MyDysonアプリ・音声操作対応/HEPA+K-Carbonは約12ヶ月ごと交換
ダイソン公式楽天店(2026年7月時点)
PC2 De-NOxは、基本の涼風+空気清浄はTP10と同じ土台に立ちつつ、二酸化窒素(NO2)への対応を強化した上位機です。NO2はガスコンロやガスファンヒーター、あるいは交通量の多い道路沿いで室内に入り込みうる汚染物質。PC2はK-Carbon(炭酸カリウムを含ませた活性炭)フィルターで、このNO2を従来の活性炭比で1.5倍吸着します。
加えてホルムアルデヒドを分解する触媒フィルターを搭載し、こちらは分解方式のため交換が不要です。「HEPAで粒子は捕れても、ガス系の汚染は気になる」という一歩踏み込んだニーズに応える構成で、ガス調理が多い家庭や幹線道路沿いの住まいでは、この差が選ぶ理由になります。
弱点は明快で、価格です。¥79,000はTP10のほぼ2倍。逆に言えば、NO2対策という明確な目的がない限り、多くの人にとってはTP10かHP10で十分です。「空気質にどこまで投資するか」を自分の住環境(ガス調理の有無・道路との距離)と照らして判断してください。
The Pros
- 二酸化窒素を従来比1.5倍吸着(K-Carbonフィルター)
- ホルムアルデヒド分解触媒は交換不要
- 基本の空気清浄・涼風はTP10と同等以上
- ガス調理・道路沿いなど空気質が気になる環境で強い
The Cons
- ¥79,000とTP10のほぼ2倍で高価
- 暖房はない(涼風+空気清浄のみ)
- NO2対策の必要がなければオーバースペック
- HEPA+K-Carbonは約12ヶ月ごとの交換コスト
★NO2を1.5倍吸着|ホルムアルデヒド分解|空気質重視の上位機
05
3モデル スペック比較
共通点が多いからこそ、違いだけを並べると判断が早くなります。暖房・NO2対策・静音・価格が分岐点です。
| HP10 Hot+Cool | TP10 Cool | PC2 De-NOx | |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | ¥49,800 | ¥42,801 | ¥79,000 |
| 空気清浄 | H13相当HEPA | H13相当HEPA | HEPA+K-Carbon |
| 暖房 | あり(最大1400W) | なし | なし |
| 涼風 | あり | あり | あり |
| NO2対策 | 標準 | 標準 | 強化(1.5倍吸着) |
| 静音(涼風時) | 約28dB | 約23dB | 静か |
| サイズ | 約76cm高 | 約105cm高・スリム | 約105cm高 |
| 向いている人 | 通年で1台に集約 | 暖房不要・静音重視 | 空気質にこだわる |



3モデルとも、涼風・空気清浄だけで使うぶんには消費電力は数十Wと小さく、一日中つけても電気代はわずかです。差が出るのはHP10の暖房で、最大1400Wはエアコン暖房より電力効率で不利な場面もあります。HP10は「メイン暖房」ではなく、エアコンと併用する「足元・スポット暖房+空気清浄」と捉えると失敗しません。
06
こんな人におすすめ
HP10(Hot+Cool)が向く人
- 扇風機・空気清浄機・ヒーターを1台にまとめたい方
- 在宅ワークで一年中デスク脇に据え置きたい方
- エアコンと併用する足元暖房+空気清浄が欲しい方
- 収納スペースを増やしたくない方
TP10 / PC2 が向く人
- 暖房は別にある・静音とスリムさ重視 → TP10 Cool
- 就寝時や集中作業で音を最小にしたい → TP10(約23dB)
- ガス調理が多い・幹線道路沿いでNO2が気になる → PC2 De-NOx
- 空気質に最大限投資したい → PC2 De-NOx
07
購入前に決める4項目
- STEP1暖房が要るかを決める
冬もこの1台で暖まりたいならHP10(Hot+Cool)。暖房は別にある・夏の涼風と通年の空気清浄だけでよいならTP10かPC2。ここが最初の分岐点です。
- STEP2空気質へのこだわり度を決める
ガスコンロ・ガスファンヒーターを使う、幹線道路沿いに住んでいるなど、二酸化窒素が気になるならPC2 De-NOx。一般的な花粉・PM2.5・ホコリ対策ならHP10かTP10のHEPAで十分です。
- STEP3設置スペースと静音を確認
高さ76cmで存在感のあるHP10か、高さ105cmでスリムなTP10/PC2か。就寝時の静かさを最優先するなら涼風約23dBのTP10が有利です。設置場所の余裕を測っておきましょう。
- STEP4楽天とAmazonで価格・保証を比べる
いずれもダイソン公式店の出品があり、Amazonにも国内正規品(2年保証)が並びます。楽天ポイント還元とAmazonの実売価格・在庫を見比べ、実質価格で選んでください。
08
よくある質問
以前のPure Cool(TP07)はもう買えませんか?
TP07は終売しており、現在はアウトレット在庫が中心です。実質的な後継は涼風+空気清浄のTP10(Purifier Cool Gen1)です。新品・保証・在庫の安定を考えると、現行のTP10/HP10/PC2から選ぶのが無難です。
エアコンの代わりになりますか?
なりません。涼風は送風であって冷房ではないため、室温を下げる力はエアコンにかないません。HP10の暖房も、広い部屋のメイン暖房というより、エアコンと併用する足元・スポット暖房と考えるのが実態に合います。空気清浄機能付きの送風機、と捉えてください。
電気代はどのくらいかかりますか?
涼風・空気清浄だけで使うなら消費電力は数十Wと小さく、一日中つけても大きな負担にはなりません。差が出るのはHP10の暖房で、最大1400W。冬に暖房として長時間使う場合は電気代がかさむため、エアコンとの使い分けがおすすめです。
フィルターの交換頻度と費用は?
使用状況によりますが、HEPA+活性炭フィルターはおおむね1年〜数年ごとの交換が目安です(1日の使用時間で前後します)。PC2のホルムアルデヒド分解触媒は交換不要です。フィルター代はランニングコストとして見込んでおきましょう。
花粉やPM2.5に効果はありますか?
3モデルともH13相当のグラスHEPAフィルターを備え、0.3μmの粒子を99.97%、PM0.1レベルの微粒子を99.95%除去すると公表されています。花粉(約30μm)やPM2.5(2.5μm以下)はこの範囲に含まれます。ただし実効果は部屋の広さ・気密・換気や設置状況に左右されます。
羽根がなくて安全と聞きましたが本当ですか?
本体に露出した回転羽根がないため、指を巻き込む従来型扇風機のリスクがありません。小さな子どもやペットがいる家庭でも扱いやすく、羽根の隙間にホコリが溜まらないので掃除も本体を拭くだけで済みます。
09
最終結論
ダイソンの空気清浄ファンは、空気清浄と涼風の土台が3モデル共通のため、選択は「暖房が要るか」「二酸化窒素まで気にするか」の2点にほぼ集約されます。一年中デスク脇に据え置き、扇風機・空気清浄機・ヒーターを1台にまとめたいなら、通年で使えるHP10 Hot+Coolが総合的に扱いやすい本命です。
暖房は別にあり、夏の涼風と通年の空気清浄だけでよければ、よりスリムで静か・安価なTP10 Coolが合理的。ガス調理が多い、あるいは幹線道路沿いで二酸化窒素まで対策したいなら、K-Carbonフィルターを積んだ上位のPC2 De-NOxが選択肢に入ります。いずれもエアコンの代わりにはならない点だけ理解したうえで、まずは「冬もこれ1台で暖まりたいか」から決めてみてください。
清浄性能・消費電力・運転音・適用床面積はいずれもメーカー公表値および国内の実測比較記事に基づく参考値です。実際の効果は部屋の広さ・気密・換気・設置状況により変動します。掲載内容は参考情報であり、特定の効能を確約するものではありません。


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