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Work Gear Lab — Buyer’s Guide
13インチの iPad Pro は、もはや「大きいタブレット」ではありません。厚さ5.1mm・重さ579gの薄い板の中に、MacBookと天秤にかけられる処理性能が詰まっています。動画編集、イラスト、RAW現像——これまでノートPCの領分だった作業を、机の上でも膝の上でもこなせる。それが13インチ Pro の立ち位置です。
この記事で扱うのは、2025年秋の最新世代 iPad Pro 13インチ(M5)(Apple公式¥218,800〜)を主役に、型落ちのM4(2024)・M2 12.9インチ(2022)を中古で狙う3択です。仕事用に大画面 iPad を買うなら、最新を新品で買うべきか、1世代前を中古で賢く買うべきか。予算別に整理します。

01
最新性能で選ぶiPad Pro 13インチ M5(2025・新品)
2025年10月発売の最新世代。M4比で最大3.5倍のAI性能と、1.5倍速い3Dレンダリングを備えたiPad史上最速の1台。
iPad Pro 13インチ M5(2025年秋モデル)
タンデムOLED・厚さ5.1mm・579g。M5チップとWi-Fi 7で、MacBookと比べられる最新フラッグシップ。
- チップ / メモリ
- Apple M5(256/512GBは12GB、1/2TBは16GB)
- ディスプレイ
- 13インチ Ultra Retina XDR(タンデムOLED)・最大1,600ニト・ProMotion
- サイズ / 重量
- 厚さ5.1mm・約579g(13インチクラス最薄級)
- 通信 / 充電
- Wi-Fi 7・Bluetooth 6・約30分で50%充電
- M4からの進化
- AI性能 最大3.5倍・3Dレンダリング 最大1.5倍高速
Apple公式・256GB Wi-Fi(2026年7月時点)
M5世代の進化は、目に見える部分ではなく中身に集中しています。ボディの薄さ・軽さ・タンデムOLEDの美しさは前世代M4から引き継いだもので、外観だけでM4とM5を見分けるのはほぼ不可能です。変わったのはチップで、AppleいわくAI処理はM4比で最大3.5倍、レイトレーシングを使う3Dレンダリングは最大1.5倍高速になりました。
この差が効くのは、オンデバイスの生成AI、4K/8Kの動画編集、3Dモデリングといった重い作業です。逆に言えば、書類作成・Web会議・イラスト・軽い写真編集が中心なら、M5の性能はかなり持て余します。「iPadをメインの仕事マシンにして、重い処理まで任せたい」人にとっての最新解が、このM5です。Wi-Fi 7対応やバッテリーの急速充電(約30分で50%)も、据え置きで長時間使う人には効いてきます。
Apple公式の256GB Wi-Fiモデルは¥218,800。楽天では未使用品(開封済み・保証付き)が¥240,000前後、AmazonやApple公式では新品が定価で並びます。「新品同様を少し安く」なら楽天の未使用品、保証と最新在庫の安心を取るならApple公式・Amazonという選び方になります。
★M5チップ|AI性能3.5倍|Wi-Fi 7|タンデムOLED
価格・在庫は変動します。購入直前に各店の最新価格をご確認ください。
02
コスパの本命iPad Pro 13インチ M4(2024・中古)
13インチProの薄型OLEDボディを最初に実現した世代。中古なら新品M5より6〜7万円安く、体感差はわずか。
iPad Pro 13インチ M4(2024年春モデル・中古)
M5と同じタンデムOLED・厚さ5.3mm・579g。1世代前でも画面と薄さは同等の実力。
- チップ
- Apple M4(256GBは9コアCPU・メモリ8GB)
- ディスプレイ
- 13インチ Ultra Retina XDR(タンデムOLED)・ProMotion
- サイズ / 重量
- 厚さ5.3mm・約579g(M5とほぼ同一の薄型ボディ)
- 通信
- Wi-Fi 6E・Bluetooth 5.3
- 状態
- 中古(保証1ヶ月・ランクB)/Wi-Fi 256GB スペースブラック
中古・Wi-Fi 256GB(2026年7月時点)
M4は、13インチ Pro がタンデムOLED(有機EL2枚重ね)と5mm台の薄型ボディを初めて手に入れた世代です。つまり、M5で「美しい」「薄い」「軽い」と評価されている要素は、そのほとんどがこのM4から始まっています。並べて比べても、ディスプレイの発色や本体の質感でM5との差はまず分かりません。
違いはチップ性能とメモリ、そしてWi-Fiの世代です。とはいえ、書類・スライド作成、Web会議、ノートアプリ、イラスト、写真の軽い現像といった日常の仕事用途では、M4でも動作が重いと感じる場面はほとんどありません。中古で¥180,000前後、新品M5(¥218,800〜)とのおよそ6〜7万円の差を「体感しにくい性能」に払うかどうか——これが最大の判断ポイントです。
The Pros
- M5と同じタンデムOLED・薄型ボディで、画面と質感は最新同等
- 中古なら新品M5より6〜7万円安い
- 日常の仕事用途では性能面の不満が出にくい
- Apple Pencil Pro・Magic Keyboard(M4世代)に対応
The Cons
- 中古のため状態・バッテリー劣化に個体差がある
- 保証が短い(今回の個体は1ヶ月)。長期保証は付けにくい
- AI処理や重い3D作業ではM5に明確に劣る
- Wi-Fiは6E止まり(M5はWi-Fi 7)
★M5同等の画面|厚さ5.3mm|6〜7万円節約
03
予算で選ぶiPad Pro 12.9インチ M2(2022・中古)
13インチではなく12.9インチだが、mini-LEDの高画質と大画面は健在。中古13万円台から狙える。
iPad Pro 12.9インチ M2(2022年秋モデル・中古)
mini-LEDの大画面とProMotionを、13万円台から。Apple Pencil第2世代対応の実用機。
- チップ
- Apple M2
- ディスプレイ
- 12.9インチ Liquid Retina XDR(mini-LED)・ProMotion
- 通信
- Wi-Fi 6E
- 対応アクセサリ
- Apple Pencil(第2世代)・Magic Keyboard(旧世代)
- 状態
- 中古/Wi-Fi 128GB スペースグレイ
中古・Wi-Fi 128GB(2026年7月時点)
12.9インチのM2は、13インチではありません。ただし画面サイズの差はわずか0.1インチで、体感的にはほぼ同じ大画面です。ディスプレイはmini-LED(Liquid Retina XDR)で、M4以降のタンデムOLEDには一歩譲るものの、明るさ・コントラストとも実用上は十分に高品質です。ProMotion(最大120Hz)とApple Pencil第2世代にも対応します。
「大画面の iPad Pro を、とにかく安く手に入れたい」なら、この12.9インチ M2が現実的な下限です。中古で13万円台から狙え、書類・ノート・イラスト・動画視聴といった用途なら不足はありません。最新の薄さ・軽さや最上位の処理性能にこだわらないなら、十分な選択肢になります。
| M5 13″(新品) | M4 13″(中古) | M2 12.9″(中古) | |
|---|---|---|---|
| 価格の目安 | ¥218,800〜 | ¥180,000前後 | ¥140,000前後 |
| 画面 | タンデムOLED | タンデムOLED | mini-LED |
| サイズ | 13インチ | 13インチ | 12.9インチ |
| チップ | M5 | M4 | M2 |
| 薄さ / 重量 | 5.1mm / 579g | 5.3mm / 579g | 6.4mm / 682g |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6E |
| 状態 | 新品 / 未使用 | 中古 | 中古 |
| 向いている人 | AI・重い動画/3D | 費用対効果重視 | 予算最優先 |
04
こんな人におすすめ
新品M5が向く人
- 4K/8K動画編集・カラーグレーディングを本格的にやる方
- オンデバイスの生成AIや3Dレンダリングを使う方
- iPadをメインの仕事マシンにして長く使う方
- 最新のWi-Fi 7・保証・在庫の安心を重視する方
中古M4・M2が向く人
- 書類・スライド・Web会議・ノート中心の方 → M4 中古
- イラスト・軽い写真編集で大画面が欲しい方 → M4 / M2
- とにかく安く大画面iPad Proが欲しい方 → 12.9インチ M2 中古
- 最新性能より費用対効果を優先する方 → M4 中古
05
中古で買うときの確認ポイント
- STEP1バッテリー状態と保証を確認
中古はバッテリー劣化に個体差があります。商品ページの状態ランク(A/B等)と保証期間(1ヶ月/6ヶ月など)を必ず確認し、可能ならバッテリー最大容量の記載があるショップを選びます。
- STEP2ネットワーク利用制限(赤ロム)を確認
Cellularモデルは、前所有者の分割払い残債で通信が止まる「赤ロム」リスクがあります。Wi-Fiモデルなら無関係ですが、Cellularを選ぶなら「利用制限〇」の表記を確認してください。
- STEP3容量は256GB以上を目安に
iPadは容量を後から増やせません。仕事用でアプリやファイルを扱うなら256GB以上が安心です。128GBは用途が限定される場合があります。
- STEP4楽天とAmazonで価格・保証を比べる
同じ中古でもショップにより価格・保証・状態ランクが異なります。楽天(じゃんぱら・ゲオ等の中古専門店)とAmazonの整備済み品を並べ、保証と価格のバランスで選びましょう。
06
よくある質問
新品M5と中古M4、体感でどれくらい違いますか?
書類作成・Web会議・ノート・イラスト・軽い写真編集といった日常の仕事用途では、体感差はほとんどありません。差が出るのは、オンデバイスの生成AI、4K以上の動画編集、3Dレンダリングなどの重い処理です。これらを日常的に行わないなら、中古M4で十分実用になります。
13インチと12.9インチはどう違いますか?
物理的な画面サイズはほぼ同じ(0.1インチ差)です。大きな違いはディスプレイ方式で、13インチ(M4以降)はタンデムOLED、12.9インチ(M2以前)はmini-LEDです。OLEDのほうが黒の締まりや薄さで有利ですが、mini-LEDも実用上は十分高品質です。
iPad ProはMacBookの代わりになりますか?
用途によります。ノート・資料作成・イラスト・動画視聴・Web会議が中心なら、Magic Keyboardを併用することでノートPCに近い使い方ができます。一方、特定の業務ソフトやファイル管理の自由度を求める場合はmacOSのほうが向くこともあります。まず「iPadアプリで自分の仕事が完結するか」を確認するのが失敗しないコツです。
中古のバッテリーはどれくらい持ちますか?
使用状況により差がありますが、中古はある程度の劣化を前提に考えるべきです。バッテリー最大容量を明記しているショップを選ぶ、保証期間の長い個体を選ぶ、といった対策で失敗を減らせます。劣化が進んだ個体はApple等でバッテリー交換も可能です。
容量は128GBと256GB、どちらがいいですか?
仕事用なら256GB以上をおすすめします。iPadは購入後に容量を増やせないため、アプリ・書類・写真・動画を扱ううちに128GBでは足りなくなりがちです。動画編集など大きなファイルを扱うなら512GB以上も検討してください。
07
最終結論
13インチ iPad Pro を仕事用に選ぶなら、多くの人にとっての本命は中古のM4(¥180,000前後)です。M5と同じタンデムOLEDの薄型ボディを持ち、日常の仕事用途では性能差をほとんど感じさせないまま、新品M5より6〜7万円安く手に入ります。M4 中古は「最新の見た目と使い勝手を、賢い価格で」という条件に最もよく合致します。
一方、4K/8K動画編集やオンデバイスAI、3D作業を本気でこなすなら、性能に余裕のある新品M5を選ぶ価値があります。とにかく費用を抑えて大画面 iPad Pro を手に入れたいなら、mini-LEDの12.9インチ M2 中古(¥140,000前後)が下限の選択肢です。まずは「自分がiPadで一番時間を使う作業は何か」を思い出すところから、世代と予算を決めてみてください。


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